2019年7月26日、ソフトバンクが「Pocket WiFi 802ZT」を発売!
WiMAX、ドコモから遅れをとって、ソフトバンクからも約1Gbps対応のモバイルWiFiルーターの発売です。
下り最大速度988Mbpsの大容量バッテリー搭載機種!
WiMAX:Speed WiFi NEXT W06(2019年1月25日発売)
下り最大1,237Mbps、上り最大75Mbps
ドコモ:Wi-Fi STATION HW-01L(2019年3月8日発売)
下り最大1,288Mbps、上り最大131.3Mbps
一体どんな機種なのか?わかりやすく説明していきたいと思います。
目次
802ZTの基本情報、スペックはどうだ?
まずはカンタンなスペックをみてみましょう。
製造元 | ZTE |
サイズ | 11.2㎝×6.75㎝×1.56㎝ |
重さ | 約153g |
カラー | シルバー |
最大速度(下り/上り) | 988Mbps/37.5Mbps |
充電池容量 | 3,000mAh |
連続通信時間 | 約12時間 |
同時接続可能台数 | 16台 |
周波数 | 2.4Ghz、5Ghz |
防水、防塵 | IP52 |
製造元はZTE。
前機種601HWは、ファーウェイ製品でしたが、ファーウェイ問題もあってか、後継機種というわけではなく、ZTEの製品です。
サイズ、重さともに、ごく標準的なWiFiルーターのサイズといっていいでしょう。
カラーは、画像で見る限りブラックのように見えるのですが、シルバーで、取り扱いはこの一色です。
最大速度は、WiMAXやドコモに比べるとそこまで速くないものの、USBケーブルでの接続などの条件がなく、エリアは若干広いように思います。
最大速度提供エリア
東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、京都、大阪、兵庫の一部
電池容量と、連続通信時間は、大容量とうたっている割には、ごく平均的な数字で、特によくもなく、悪くもなくといった感じです。
同時接続可能台数は16台ですが、現実的には数台が限度なので、あまり過度に規定しない方がいいでしょう。
周波数は、他社のモバイルWiFiルーター同様に、2.4Ghzと5Ghzの切り替えができるようです。
防水、防塵のIP52をカンタンに説明しておきます。
IPとはInternational Protectionの略で、国際的な保護の基準ということでしょう。
IP52の5が防塵のレベルで、2が防水のレベルになります。
防塵レベル5級
有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)防水レベル
2級 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない
802ZTの特徴とは?
988Mbpsの高速通信に対応するために、高速技術であるキャリアアグリゲーション(周波数を束ねる技術)や、4×4MIMO(基地局と端末のアンテナを増やす技術)、256QAM(情報の密度を高める技術)を駆使しているわけですが、それはこれまでの端末にも採用されている技術です。
では、802ZTにはどんな特徴があるのか?
- QRコードによる読み取り
- WEB UI機能
この2つについて説明したいと思います。
QRコードによる読み取り
WiFi接続をスマホに設定するには、SSIDを選んでから、パスワードを入れないといけないですよね?
WPSボタンがあれば、それを押すだけでもいいのですが、設定画面を開いてSSIDを探すまでが面倒じゃないですか?
802ZTでは、ついにQRコードの読み込みで、スマホとの接続ができるようになったんです。
WEB UI機能
WiFiルーターを使ってたら、気になるのが通信量ですよね。
使用中のスマホやパソコンの画面から、WiFiルーターのデータ使用量を確認できたら便利じゃないですか?
設定の変更とかも、スマホやパソコンからできたら便利ですよね?
それができるのが「WEB UI機能」です。
802ZTのクレードル
充電をする以外にも機能のある充電台をクレードルというのですが、802ZTには別売りのクレードルを使うことができます。
充電以外に何ができるかというと、有線LAN接続です。
802ZTのクレードルには「Ethernetポート」イーサネットポート、つまりLANケーブルの挿し込み口があるわけです。
同じようにLANケーブルの挿し込み口(LANポート)がついている端末(パソコンやPS4など)なら、無線よりも通信が安定する有線LAN接続で、インターネットを楽しむことができます。
ソフトバンクのPocket WiFi 802ZTの料金
ソフトバンクのホームページを見ても、料金はさっぱりわからないと思います。
超簡潔に説明します。
月額料金は3,696円です。
月に7GBまで使うことができます。
無制限のプランはありません。
月に7GBまたは、3日間で3GBを超えると通信制限にかかります。
機種代は1,180円の36回払いですが、3年間継続することで実質無料になります。
2年契約なので、更新月に解約しようとしたら実質4年契約ということになります。
月額料金:3,696円(月に7GB)
3日に3GBで通信制限
2年契約(実質4年契約)
Pocket WiFi 802ZTを申込むのはアリ?
ハッキリ言いますが、あなたの家族が白戸家ぐらいのソフトバンク家族でなければ、802ZTの契約はおすすめできません。
みんながソフトバンクスマホで、データ容量をみんなで共有してるぐらいでなければ、たったの7GBの容量に3,696円も支払うのはもったいないからです。
もっと安い料金で、無制限で使えるWiFiルーターのサービスはいくらでもあります。
おすすめできるWiFiルーターをいくつか紹介します。
サービス名 | 容量 | キャンペーン利用価格 |
ソフトバンクエアー | 無制限 | 約3,800円 |
WiMAX | 無制限 | 約3,300円 |
どんなときもWifi | 無制限 | 約3,480円 |
もともとの料金は、ソフトバンクの802ZTと変わらないぐらいなのですが、高額なキャッシュバックをもらうなどの、キャンペーンを利用することができるので、実質的な料金は802ZTの7GBしか使えないプランよりも安くなるのです。
ソフトバンク家族が多いならソフトバンクエアー
802ZTと違って持ち運びができないホームルーターですが、ソフトバンクスマホのスマホ割を適用させることができます。
ソフトバンクの家族が多いほどお得です。
ただし802ZTと同様に、本体代を36ヵ月の分割で支払うことになるので、実質4年契約になるので注意してください。※本体のレンタルも選べますが、損なのでおすすめしません。
月額料金3,800円(1年間)
2年目から4,880円
実質4年契約
スマホ割(最大1,000円×家族も)
高額キャッシュバックで申込める
実質月額は約3,800円
ホームルーターもモバイルも選べるWiMAX
総合的に人気No.1といっていいのがWiMAX(ワイマックス)です。
UQモバイルのWiFiルーターという認識で大丈夫です。
高速通信で、機種が選べてすべて機種代0円。
キャンペーンを利用すれば、無制限プランのギガ放題でも実質約3,300円という安さも人気の秘密なんです。
月額3,609円~
3カ月目以降は約4,263円
機種代0円
契約期間3年
高額キャッシュバックで申込める
実質月額は約3,300円
2019年発、大ブレイク中のどんなときもWifi
2年間3,480円のキャンペーン価格で使えるのがコレ!
無制限で通信制限がないという好条件でありながら、価格はあり得ないほど安くなっています。
ソフトバンクの回線も使い放題なのに、本家のソフトバンクの7GBプランよりも安いわけです。
契約期間も2年だし、海外でも使えるし、おすすめです。
月額料金3,480円(2年間)
機種はレンタルなので0円
レンタル料も必要なし
契約期間2年
実質月額は3,480円